よくある質問

総合ビジネス科とはどんな学科ですか?

 1年生では商業科目の基礎・基本を学習し、2年生からは、将来の進路目標と合わせ、4つのコースに分かれて各分野の学習を展開していきます。また、1年生から経済・経営・情報分野の四年制大学への進学に特化した進学クラスを設置しています。

進学クラスはどんなクラスですか?また、どのようにクラス編成するのですか?

 高校入学時から経済・経営・情報分野の四年制大学への進学を目標としている生徒を対象にしたクラスです。英語を中心に学び、2年生からは会計または情報を選択し、武器となる資格・検定の取得を目指します。入学時に進学クラスの募集案内を行い、希望者の中から進路目標などを考慮しクラスを編成します。毎年15人から20人ほどの少人数クラスとなっています。

2年生からのコース選択はどのように行われますか?

 1年生の6月頃からコース選択について考えていきます。将来の進路目標や取得したい検定資格などを考え、12月には正式に決定します。また、2年生から進学クラスに変更することも可能です。

受験できる資格・検定は何がありますか?合格したときのメリットはありますか?

 総合ビジネス科では、全国商業高等学校協会主催(全商)検定を受験することができます。簿記、情報処理、ビジネス文書、英語など9種目あります。また、社会人を対象とした日商(簿記・リテールマーケティング)やIPA(情報処理技術者)なども受験することができます。これらの資格・検定に合格することで進学や就職に有利となります。本校では資格・検定の合格に向けて補習も行っており、奨励しています。

進学クラス以外からも進学は可能ですか?

 可能です。進学クラスは経済・経営・情報分野の四年制大学への進学を目標としたクラスですが、どのコースからも四年制大学、短期大学、専門学校などの多様な進学をしています。各コースでは進学希望者のために生物や英語などの選択科目があります。

就職指導はどのような方法で行われていますか?

 1年生から校内基礎力認定試験や朝学習を実施し、基礎学力向上を図っています。また、専門知識を身に付けるために資格・検定取得にも力を入れています。3年生では就職試験に向けた面接対策を全教員で徹底して行っています。普段の生活から「毎日が進路、毎日が面接」を合言葉に挨拶や礼儀にも力を入れています。

総合ビジネス科の生徒はどのように進学しますか?

 普通科高校の多くは大学共通テストを利用して大学を受験しますが、総合ビジネス科の生徒は専門学科対象の推薦入試を利用します。推薦入試には推薦条件として学業成績や資格・検定などがあり、その条件を満たせば出願できます。入試には筆記試験や面接、小論文などが課せられます。本校では入試に対応した個別指導を実施し、小論文や面接への対策は進路指導部が中心となって全教員で行っています。

将来就職か進学かで迷っているのですが?

 中学生の段階で、高校卒業後の進路を明確に考えている人は少ないと思います。とりあえず普通科高校へ進学するという考え方もありますが、少しでも就職を考えているのであれば関商工高校に進学した方が圧倒的に有利です。入学後、就職のほか、四年制大学、短期大学、専門学校への進学にも対応できるのが本校の強みです。

関商工は厳しいと言われますが?

 他の高校より挨拶、礼儀、マナー、言葉遣いについて丁寧に指導をしているので、厳しいと言われるのだと思います。しかし、卒業生の多くが社会に出て働く本校では高校生のうちから制服の着こなしはもちろん、挨拶や礼儀などを身に付けることは社会人への準備として必要です。本校の生徒は就職先から入社時より社会人の資質が身に付いていると高い評価をいただいています。それは高校3年間で正しい着こなし、挨拶、礼儀を身に付けているからです。また、進学した卒業生も本校で身に付けた挨拶や礼儀が役に立っているという話をしてくれています。